【理事のつぶやきシリーズ】
理事の亀垣です
先日、長野市内七二会(なにあい)地区へホタルを見にいきました。

夜、長野市役所七二会支所に集合。そこから車で更に15分ほど山道を上がったところにホタルがいる場所があります。標高は1100mほどでひんやりとしています。
ここで見られるのはヒメボタル。ホタルと言えばゲンジボタル、ヘイケボタルをまず思い浮かべる人も多いと思いますが日本で最も生息数が多いと考えられているのはこのヒメボタルなのだそうです。
なぜ、ヒメボタルはそんなに馴染みが薄いのか..それには理由があります。ゲンジボタルやヘイケボタルは川や田んぼなど水辺にいるホタルですが、ヒメボタルは森にいる陸のホタル。なので人知れず山や森の奥の方に生息していて目につきにくいからと考えられています。夜、暗くなってから山や森の奥へ行く人なんていませんからね。
このヒメボタル、オスもメスも光りますが飛べるのはオスだけ。メスは羽根が退化して歩くことしかできないそうです。成虫になってからの寿命は一週間ほどと言われているので、このように美しく光っていても実ははかない命なのだそうです。

画像は契約しているインターネット画像提供サイトから。実際にこのように綺麗にホタルを撮影するのは専門的な機材も必要でとても難しいです。