【笹餅】

理事の増田です!

皆さんのお住まいの地域。田植えは終わりましたか?

長野県の北信地域は、5月終わりから6月初め頃が田植え真っ盛り!

田植えと稲刈り、脱穀等、親戚総出でお手伝いの光景も見聞きします。

その田植えが終わったら作る【笹餅】

初めてこちらを頂いた時、驚きました!

白いお餅は冬の食べ物って思っていたからです。

しかも、笹に挟んである!

なんで、夏に向かう今、お餅???

と思いながらも、搗きたて(いただいたばかり)は、

柔らかく、笹の香りや味もしてそのままパクパク。

食べきれない分は、そのまま翌日へ持ち越し。

はい、固くなります。

それを、ガス火に網をのせぷくーと膨らむまで焼いて

砂糖醤油でいただくのも、冬のお餅にはない、笹の香りと味が

なんとも美味しい。

随分と大人になってから知った、笹餅の詳しいこと。

お田植え(←この表現も素敵!)が終わったら、村中で笹餅をついて

お祝いしたそう。

おすそ分けしてくださった近所のお家は、本農家(専業農家の意)さん。

今は亡きおばあちゃんがたくさん作ってくださってました。

笹にお餅を挟む時、気をつけてくださいね。

裏と表。

表にお餅載せちゃうと、くっつきまーす。

食べにくいでーす!

今となると分かる。

笹は今、生長して濃い緑色になり、わぁという感じに茂っています。

また笹は殺菌作用も強く、たくさん作っても、日持ちもする。

あるもので上手に生活していた先人の皆さん。

引き継がないと・・・

#りじつぶ #笹餅 #田植え